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コレは社会問題

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9月の最終週、1週間を通して私の職場に訪れていた数十名の学生達

私が生業とする職業、それを目指す彼らは大学1回生

今回は大学に入ってはじめて現場に訪れる「初期臨床見学実習」というものだそうな

 

この1週間、職場では私を含め皆この学生さん達に驚愕しっぱなしでした

1回生なので授業も一般教養がほとんどで専門科目はほとんどないに等しいのは承知の上

事前に大学で行ったオリエンテーション、講義室で私が声を大にして言った目標はただひとつ

「大学を出れば皆さん社会人と同じです!とりあえず、元気よくあいさつをしてください☆」

ところが患者様への挨拶はおろか、敬語も使えない、教員の名は呼び捨て、集合には遅れる

覇気がなく気だるそうで実習中も椅子に座れば足を組む、腕を組む、あげく居眠りする(`Д´)

大学がチャーターしたバスで来た彼らの中には、バス代を徴収されることに文句を言う輩まで

いたというのだから、あきれて物も言えない・・・_| ̄|○

いくら白衣に着替えるとはいえ、ワンピースにレギンス、そのまま合コンにいけそうな女子学生

パンツが見える腰ばきのジーパンに、やたらと襟足の長い髪型の男子学生

中には、昨日お宅火事やった?ってくらいのボンバーヘッドもいたっけなぁ・・・

着替えてからも洗面所で髪のセットに余念がない女子学生ですが、

残念ながらここ、ほとんどお年寄りばっかだし、おめかし不要ですから!(#`皿´)

あまりの惨状に現場は困惑していること、引率の教授先生に訴えると

「今の子達は、きついことを言うとすぐに学校辞めちゃうから」

「なかなか学生が集まらなくて、私学は激戦で・・・定員割れすると困るし」

「教員が言っても聞かないから、現場で注意してもらえたらうれしい・・・」と、弱気発言

 

毎日終業後皆から聞く、学生さんの驚き語録及び行動の数々。。。そんな学生に対して

注意、苦言、喝入れ、中には「治療用の電極をあてて懲らしめてやった」というスタッフも

この医療や福祉の現場はうわついた思いで足を踏み入れられては困る場所

実習に協力するのは私達だけではなく、必然的に患者さんも巻き込むことになるのだから

私を含め、皆が心底腹が立つのも当然のこと

でも正直、私はただただ疲れてしまった

この非常識な学生が大部分を占めていたことと、彼らには全く悪気がなかったことに・・・

たとえば昔のツッパリ(死語だわ・・・)なんかは自分が社会のルールから逸脱してることを

わかっていて、それを前提につっぱっていた訳だからまだ救われる気がする

でも今の子達は、普通の子が普通に非常識で、それに気付いていないことが・・・怖い

 

そう、コレは社会問題なのです

少子化、ゆとり教育のしわ寄せ、全入時代の到来・・・

社会の縮図を、平成生まれの学生達に見た気がした一週間

これが働き者の団塊世代が大量退職した後、これからの日本を支える世代の現実なのです

 

帰宅した私は、この行き場のない憤りを手近なところで夫にぶつけてみると

「日本も軍隊を持って、韓国みたいに徴兵制度を取り入れたらいい!」との大胆発言

男子は逞しく成長し、女子はつまらん男を選ばなくなる、との夫の見解

日頃「最近の若いヤツは・・・」と口癖のようになっている四十路男の叫びは悲痛です(^^;)

こんな時代だから、と言ってしまえばおしまいですが

子を持つ親としては、「こんな時代」に生きることに大きな不安を感じます

私達親は、目にするものが正しければ素直に受け入れ、間違っていれば反面教師にして

自分の見たもの聞いたもの感じたものをよく吟味して、我が子に伝えていく必要性

なにより親が示していけないことの数々・・・

白熱した議論(単なる愚痴の言い合い?)の末、夫婦して子育ての責任の重さを実感しました

 

数年後、彼らが臨床に出てくる頃には、人と向き合うこの仕事に最低限必要な常識を

国家資格と一緒に持ち合わせてくれることをただただ願うばかりですが

とはいえ、散々偉そうなことを言っても数年後

我が子がどんな学生になっているかは保証も出来ないので、つぶやきもこの辺で

他人を批判するのはたやすいことですが、自分自身も襟を正して子供と向き合わねば・・・ 

 

 

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コメント

 そのセリフ、旦那様と一緒に仕事をしていた時にも言われていましたよ。
私も同じ考えです(多少乱暴な表現ですが)
先日、近所の高校へ柔道の練習に行ってきましたが・・・正直な感想で「なんじゃこら」状態でして・・・
まぁ挨拶はしない、掃除はしない、元気がない・・・
 私の高校の頃には怖い先輩がいたり、面倒見のいい先輩がいたりと毎日の生活の中で色々な事を吸収していました。
 そういった意味では、この生徒達はある意味可哀相だなと思いました。
本来は恐怖の対象である顧問の先生もあまりやる気が感じられなくて・・・
 エラそうな事は言えませんが教える側も、もっと体当たりでいかないとダメなのかなと。
 私が今の職場に入った時は鉄拳制裁とまではいきませんでしたが、旦那様の新人時代はガチンガチンだったんではないでしょうか
 今でも心がけているのは、「相勤のアイは愛するの愛」師匠のような係長のお言葉です。
愛し合いながら車の運転は出来ませんが(笑)

 もうすぐ娘達が帰ってきます。どれだけ大きくなったかも楽しみですが、子育て頑張るためにも自分を見つめなおしたいと思います。

投稿: 姫路分駐 | 2008年10月 7日 (火) 21時40分

☆姫路分駐サン☆
こんにちわ。ふふ・・・旦那はいつも極論を申すようで(^^;)でも、四十路男の嘆きもわかるくらい最近の若者(なんて言ってしまう自分の歳にも涙)は何考えてるかわかんないですよね。ま、どの時代も若輩者はそう言われるものかもしれませんが・・・。
ただ、関わる大人の問題でもあると思うのです。姫路分駐サンの言うとおり、自分を見つめ直して子育ては真剣勝負でやりたいものですね。
旦那が、いつこちらに来るのかと心待ちにしておりました。家作りについてのうんちくを語ってくれそうです(笑)そんな夫がご迷惑でなければいつでもwelcomeですので是非一度いらしてくださいね。

投稿: hinamamaより | 2008年10月 9日 (木) 22時08分

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