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あの日から

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気持ちよく晴れた空を見上げた、3月11日の朝

祈りを捧げる日の空が青く澄んでいることに安堵・・・ 

あの日から1年を迎える時刻が近づく頃、ふと窓の外を見るといつの間にか降り出した雨

慌てて洗濯物を取り入れに外に出ると、遠くでその時を告げるお寺の鐘が響きました

朝はあんなに晴れていたのに、と見上げた空から・・・涙雨

この1年、そして今この瞬間もこの国で流される涙が空から降っているような雨

遊んでいたhinataに「今から目めつぶって、10数える間だけ手を合わせて」と、声を掛け

一緒に目を閉じると、何でもお兄ちゃんの真似をするhiyoriが、隣で手を合わせていました

 

夕飯の支度をしていると、震災関連の報道をみていたhinataが泣きべそをかきながら

時折テレビに向かって、目を閉じて手を合わせていることに気づきました

思わずかけよって、膝の上にhinataとhiyoriを抱きしめると

わが子のぬくもりが確かにここに感じられることに、涙が溢れて止まらなくなりました

その後、夕飯を食べながら、hinataが目にいっぱい涙を溜めて突然言い出したこと

 

「じしんのな・・・時のな・・・ことばってな・・・『かんしゃ』やんな?」

 

あの日から1年、ただ流れていく季節の記憶もないまま過ごした多くの人達を思うと

どんな言葉も想いも、失ったものの重さに押しつぶされてしまいそうで

自分が此処に在ることに小さな不安すら抱いたこの日、hinataのことばに救われました

此処に流れる時間、生きていること、生かされていること、その意味を問いながら

大人は多くを自問自答し、言葉を探し、答えを見つけられずに戸惑うけれど

その小さなこころで感じたことば、素直な『かんしゃ』の気持ち

いちばん大切なことを教えてもらったようで、ざわついていた心が落ち着くのを感じました 

感謝する、そこから生まれる気持ちや行動が何かの力になればいい

私にできることなどたいしたことではないけれども、まずはここに私が在ることに感謝

あの日から1年、そこから踏み出す一歩がここにあることを大切したい、と思います

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コメント

膝の上にhinataちゃんとhiyoriちゃんを抱きしめているママを思って涙が出た
子育ても、お仕事も、よく頑張ってるね
心から応援してるよconfident

投稿: 栗ママ | 2012年3月17日 (土) 16時52分

☆栗ママさま☆
人生の先輩からのあたたかいエールに力をもらいました!ありがとうございます(^^)
子育てもまだまだこれから、いつまでも半人前の私ですが、護るべきものがあると強くなれる気がします。日々の慌ただしさといったら半端じゃないですが、こんな毎日もいつか懐かしく思う日が来るのでしょうね。
うちは春からとうとうスタッフ30名超ですよ!!う~ん、栗ママさんのフットワークの軽さを見習って頑張らねば。。。

投稿: hinamamaより | 2012年3月18日 (日) 18時54分

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